第8回技術研修会が三重県伊賀市にて開催されました。
一日目は福島県小野町長宍戸良三氏より開会あいさつをいただき、開催地である三重県伊賀市長今岡睦之氏より歓迎の言葉がありました。トップバッターとして、国土技術政策総合研究所 下水道研究室 榊原隆氏からはじまり、三重県県土整備下水道室 内田克美主査、愛媛大学名誉教授中村好男農学博士の講演をお聞きし、2日目には各分科会でのそれぞれの立場からの意見交換がなされました。
 同時開催の担当者会議も今回のプログラムでは伊賀市の協力体制のもと、実稼動中の処理施設において、体験学習のようなスタイルを取り入れることができ中身の濃い内容となりました。



 

 今年は海外からの入場者が非常に多く、土壌浄化法のブースでも、ネットワーク賛助会員の土友建設㈱の韓善京理事がずっと張り付いて、訪れる韓国の方に熱心に説明をしていました。もちろん金社長も来日し、ハングル文字のパンフレットとパネルで韓国の土壌浄化法を説明していました。
 土壌浄化法ネットワークの会員や賛助会員はもちろん、全国市町村土壌浄化法連絡協議会の会員の方々もたくさんブースに来られました。



 

 全国市町村土壌浄化法連絡協議会では、第8回全国大会に先立ち、平成19年度の通常総会を開催しました。
 総会は、稲垣茂事務局長による進行のもと議案書に基づき、平成18年度の会務報告および決算報告が行われ、引き続き平成19年度の事業計画(案)・予算(案)等が発表されました。また、秋に予定されている技術研修会は、三重県伊賀市での開催が決定し、今岡睦之市長から伊賀市での開催について、歓迎の意が述べられました。
 土壌浄化システム開発者より当連絡協議会に対して、土壌被覆型礫間接触酸化法による終末処理場の水質データの収集に関して、各設置自治体より、その稼動状態・放流水質等の分析結果等について集約依頼の提案がなされ、当連絡協議会の設立趣旨である土壌浄化法等による連絡調整を万全にすべきことが確認されました。

 全国大会では、全国市町村土壌浄化法連絡協議会副会長の山梨県身延町町長依田光弥氏による開会の挨拶からはじまり、講師としてお迎えした衆議院議員のの渡部恒三氏、参議院議員の和田ひろ子氏、内閣府 地域再生事業推進室 参事官補佐の林誠氏、総務省 自治財政局 地域企業経営企画室 総務事務官の馬場大輔氏、国土交通省 都市・地域整備下水道部 下水道事業課長補佐の本田康秀氏、環境資源研究所最高顧問の中本至氏のお話を聞かせていただきました。



 

  土壌浄化法ネットワーク 第8回スキルマネージャー講習会
東京八重洲ホールで開催されました。
 今回も受講者の方は、北は青森から南は福岡県まで、全国津々浦々の会員・賛助会員の方があつまりました。
 土橋金六会長の挨拶から始まり、土壌浄化システム開発者木村弘子氏、全国市町村土壌浄化法連絡協議会顧問の野中一二三氏が話され、それに引き続き、町長経験者である野中一二三元京都府園部町長、観音信則元北海道占冠村村長、北田忠弘元長野県小川村村長、土橋金六元山梨県下部町町長、濵皓三元徳島県海部町町長によるパネルディスカッション、全国市町村土壌浄化法連絡協議会事務局長の稲垣茂氏、スキルマネージャーの木村恭彦氏、土壌浄化法事業推進連合会の武田晴彦会長からお話がありました。
 全ての講習を終えた後、例年通り観音会長より受講者に受講証明書が授与され、17名の方が晴れてスキルマネージャーとなりました。