土壌浄化法による地域環境整備
人間が生活するところでは、使った水は必ず汚れ、それが敷地外に排出されると地域の汚濁を進行させます。昔は生活排水は、土壌と触れることによって浄化されたり分解されていたために、子供達は地域の川で泳ぐことができていました。今は生活排水は塩ビ管で側溝に、側溝はコンクリートになり、水路や小河川も三面張りのコンクリートになって土と触れることがなくなりました。汚濁はストレートに地域の環境を悪化させているのです。
地域の困っている環境問題 対策 土壌浄化法の技術で解決
下水道事業

莫大な事業費で実施困難

集落が分散して効率が悪い処理場用地の確保が困難受益者負担金、下水道料金が高い二次公害が発生して処理水確保が困難
小規模下水道を可能にする土壌浄化法を採用 ニイミシステム
ニイミシステム
(農林水産省の補助事業)

礫間接触酸化法
(国土交通省の補助事業)

土壌浄化法の採用で問題解決
厚生省事業

し尿処理場、ごみ埋立地浸出水、

地域し尿処理施設等、悪臭の発生する迷惑施設
土壌被覆型で環境対策完備
土壌浄化法の技術で解決
 河川浄化、湖沼浄化事業

都市下水路、小河川、湖沼等汚濁が進行、悪臭も発生し緊急に整備が必要
河川敷や小空間を利用して土壌浄化法で浄化  槽
土壌浄化法の技術で解決
 雨水対策、雨水再利用事業

合流式下水道で雨水対策が必要

調整池の義務付けで土地の有効利用ができない

雨水は貴重な水資源
 表土を利用して雨水を大地に還元する 槽
土壌浄化法の技術で解決 
 土壌浄化法の特徴

 土壌で処理装置をおおっているため、悪臭や泡の飛沫など二次公害が防止できます。

処理場上部は芝生が植栽されるため、公園緑地として、憩いの空間となります。特殊な機械や設備を必要としないため、維持管理が容易で、維持管理費が安くなります。処理施設の中にはろ材が入っているため、自然の生物を利用でき、ろ材の耐久性もあります。細長い槽で、汚水が押し流されてたくさんのろ材にふれるため、処理水がきれいになります。滞留時間が長いため、負荷変動があっても処理水が安定します。