土壌浄化法 Q&A
よくあるご質問をQ&A形式でまとめました。
土壌浄化法の技術
Q 土壌浄化法は汚染土壌を浄化する技術ですか?
A  いいえ。土壌を利用した汚水処理技術です。
  土壌浄化法は農学者新見正によって開発された日本独自の汚水処理技術です。
Q 土壌浄化法は目詰まりすると聞きました
A  土壌に直接導入するニイミトレンチは目詰まりしますが、下水処理場に利用されるニイミシステムは、目詰まりしません。
  ニイミトレンチは沈殿分離層の上澄み液を直接土壌に導入して、自然の分解力を利用するので必ず目詰まりが起こります。
  目詰まり対策として休止用トレンチを設置する事で解決します。
Q 下水処理場に利用されるニイミシステムとはどんな技術ですか?
A   ニイミシステム(土壌被覆型礫間接触酸化法)は土壌被覆工法と呼ばれ、汚水処理槽を土壌で被覆して、簡単に二次公害を防止する技術です。
  下水処理場は通常は迷惑施設で、悪臭の発生、泡の飛沫、病原菌の飛散等二次公害が発生します。土壌浄化法は土壌被覆する事で簡単に解決しています。
Q 土壌被覆された下はどのようになっているのですか?
A   ニイミシステム(土壌被覆型礫間接触酸化法)の下には、悪臭の発生する汚水槽があります。少し工夫をして、特殊な土壌で被覆していますから、悪臭も泡の飛沫も発生しません。
  下水処理場全体を土壌で被覆し、上部を芝生にして公園のようになっています。
Q 汚水面が見えませんが、どのような管理をして処理水質を確保するのですか?
A   ニイミシステム(土壌被覆型礫間接触酸化法)の水質確保は、処理水の透視度計で確認します。
  透視度50cmが確保できれば、BODは10mg/g以下になっています。
  土壌被覆工法は、水面の確認を行わなくとも処理水質が確保できる技術です。
  従って、組合わせる技術が重要で、沈殿分離槽と接触酸化法になっています
Q 透視度が悪くなると、どのような方法で解決するのですか?
A   処理水の透視度が悪くなると、汚泥の処理をして解決します。
  土壌被覆工法の処理場は無人運転が原則ですが、透視度が悪くなると、専門家による汚泥処理を行います。脱水機が設置されているところは脱水しますが、設置されていないところは、 バキュームカーでし尿処理場で処理をします。
Q 汚泥の処理の他に、どのような維持管理が必要ですか?
A   機械が少ない処理場ですから、出口までは特別な濃度の調整等は不要です。
  汚泥の処理が重要な技術ですが、決められた水質分析は必要です。
  土壌被覆工法の維持管理は容易になっていますが、芝生の生長が速いために、植栽管理の頻度が上がるようです。女性やシルバーが活躍しています。
Q 小規模下水道の処理場に要望される項目はどんなものがありますか?
A   下水道は水洗トイレが流入するために、悪臭等の二次公害が発生します。
  下水処理場の要望の第一は、公害の発生しない住民が喜ぶ処理場です。
・二次公害の発生しない汚水処理技術であること
・維持管理が容易な汚水処理技術であること
・汚泥の発生量が少なく、無人運転が可能できれいな処理水を確保できるもの
・建設金額が安価で維持管理費の安価なもの
Q 土壌浄化法の処理技術は、日本の基準として設置ができるのですか?
A   土壌浄化法は日本で開発された汚水処理技術ですが、大臣の認定を受けていますので、設置ができます。
土壌浄化法と市町村
Q 下水道事業に土壌浄化法を採用した「ばんげ方式」はどんな計画ですか?
A   福島県会津坂下町の中心市街地を、三つに分割した下水道事業です。
  財政力に合わせて、平成5年から1処理区ずつ供用開始しています。
Q 土壌浄化法を採用して、会津坂下町から喜ばれている項目はなんですか?
A   下水道事業は、建設時の費用は国土交通省の補助金や起債が充当できますが、維持管理費は住民からの下水道料金で賄う事が基本になります。
  住民からの下水道料金の徴収で維持管理を行い、残った金額を起債の償還に充当できる事です。
Q 土壌浄化法を採用して、地域の住民から喜ばれている項目はなんですか?
A   土壌浄化法による下水処理場は、簡単に二次公害が防止できます。
  この事は地域の住民に喜ばれ、毎年処理場の上で下水道フェスタが開催されています。
  小規模下水道では、住民からの苦情が出ない処理技術が必要になります。
  それは用地の確保が困難だからです。土壌浄化法は用地確保が容易です。
Q すでに決定されている下水道事業を、変更する事は可能ですか?
A   土壌浄化法は、小規模下水道を可能にする技術です。その情報を知った時点で、計画を変更した自治体は多いです。

 集中型下水道から小規模下水道へ 
 宮崎県串間市: 7500m規模を、二つに分割、4500mの規模で799haの市街地の中に土壌浄化法の処理場を設置
 福島県金山町: 人口2500人を対象に、集中型下水道を計画、その後実施困難と判断して、合併浄化槽で整備。その後、駅の周辺の中心市街地を対象に80mの規模で土壌浄化法を採用して、 福島県代行事業で実施
 処理方式の変更
国土交通省:オキシデーションデッチ法から土壌浄化法へ 多数
農林水産省:JARUS型からニイミシステムへ 多数
土壌浄化法と補助事業とお金
Q 土壌浄化法による下水道計画は、どうして安くできるのですか?
A   二次公害が簡単に防止できるために、小規模な地域毎に具体化できるからです。
  下水処理場が安いだけでなく、管渠の建設金額が安くなるからです。
  下水道は家庭から排出される水洗トイレの原水と、台所からの雑排水や洗濯の排水等を管で処理場まで集める事が必要です。管の建設費は、口径の小さい方が安く、土被りが浅く、開削工法の方が推進工法より安くなります。
Q 管渠の不要な下水道計画の方が安く出来るのではないですか?
A   小型合併浄化槽による整備と処理場で処理する集合処理とは、基本的な役割が異なっています。
  管の効率が良い、住宅が密集している地域は、社会資本整備として下水道が必要になります。
  事業仕分けで「下水道事業は金喰い事業、小型合併浄化槽が効率的」と仕分けられましたが、3000人を対象にした下水道事業は1ケ所の処理場の管理で良いですが、合併浄化槽の場合は、1000ケ所の処理施設の管理が必要です。
Q 土壌浄化法の処理技術は、補助事業として採択されるのですか?
A   国土交通省の場合は、土壌被覆型礫間接触酸化法と呼ばれています。
  自治体が強い要望を持った時に、下水道事業として採択されています。
Q 土壌浄化法は、農林水産省の補助事業としても採択されるのですか?
A   農林水産省は浄化槽の基準ですから、ニイミシステムとして採択されています。
  JARUST型と全く同じフローシートですが、二次公害が防止できます。
Q 土壌浄化法が補助事業として採択されるという情報は伝えられていますか?
A   土壌浄化法は、民間が開発した汚水処理技術になっています。
  補助事業はそれを進める外郭団体があり、民間の情報は伝えられる事はありません。
  国土交通省の補助事業は、下水道事業が対象です。農林水産省は集落排水事業が対象です。小型合併浄化槽は、環境省の補助事業です。縦割りの事業です。外郭団体は他の事業はいたしません。土壌浄化法は、予算を確保して、具体化しています。
Q 土壌浄化法による補助事業は、どこに相談ができますか?
A   土壌浄化法は、特定非営利活動法人日本土壌浄化法ネットワークの賛助会員が、計画・設計・施工・維持管理に関与して所定の処理水質が確保されています。
  土壌浄化法を開発した毛管浄化システム株式会社は、この技術を補助事業として採択されるように大臣の認定等を受けて、知的所有権を確保しています。
  正しい土壌浄化法を普及するために、特定非営利活動法人日本土壌浄化法ネットワークの賛助会員を登録し、所定の処理水質を確保しています。
Q 下水道事業で国からの補助金はいくらもらえるのですか?
A   下水道事業は国の補助事業になりますので、補助対象範囲が詳細に決められています。
  算出した管渠と処理場に関して、補助率が決められていますので、それが補助金です。
Q 住民負担は、いくらになるのですか?
A   下水道は決められた区域が対象になりますので、受益を受ける方々に負担があります。
  受益者負担金と呼ばれるものと下水道料金です。



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